こんにちは。たくみです。
京都随一、というばかりではなく、日本随一の人気観光スポットと言われる伏見稲荷大社は、パワースポットとしても有名です。
千本鳥居の美しさのせいばかりではなく、伏見稲荷大社を取り巻く空気感やパワーに、とてもひきつけられてしまうのです。
僕も大好きなスポットで、毎年1月と7月には必ず、お参りさせてもらってます。
今更だけど伏見稲荷大社って?
目次
伏見稲荷大社には、五柱の神様がお祀りされています。
【主祭神】宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
佐田彦大神(さたひこのおおかみ)
大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)
田中大神(たなかのおおかみ)
四大神(しのおおかみ)
主祭神の宇迦之御魂大神は、稲に宿る女神です。須佐之男命(スサノオ)の子と伝えられています。
お稲荷さんと言えばイメージされるのが、キツネですね。
キツネは、お稲荷さんの神様ではなく、神様のお使いという存在です。
伏見稲荷大社には、狛犬ならぬ狛キツネがあちらにもこちらにもたたずみ、お参りする人々を見守ってくださっています。
約1300年前、奈良時代と同時期に創建されました。
日本各地の稲荷神社、他神社の摂社によく見かける稲荷神社の総本社です。
風土記には「伊奈利」という感じで表現されていました。
「伊禰奈利(稲がなった)」という言葉がもとにあるそうです。
「枕草子」等、平安時代の書物に、お稲荷さんへのお参りがよく描かれています。
お稲荷さんは、その漢字のとおり、稲=五穀豊穣の神様。
昔は米が納税・給料であったことから、商売繁盛・金運の神様でもあります。
他に、家内安全や、安産、芸能など、様々な願いを聞き届けて下さいます。
JRの駅舎からまっすぐに伸びるのが、太い表参道。
奥には、鮮やかな丹色に塗られた楼門がそびえたっています。
豊臣秀吉が母親の病気が治るように願って寄進したと言われています。
約450年、お参りしてくる人々を見守っています。
伏見稲荷大社の、五柱の神様がお祀りされています。
力の強い神様が五柱も集まっているのですから、そのパワーも相当なもの。
応仁の乱で一度焼けてしまいましたが、乱後20年程で再建されました。
祇園祭の再開よりも先に再建されたのですから、当時の人々にとって、どれだけ大切にされているのかがうかがい知れます。
伏見稲荷大社のシンボルともいえる、数多の鳥居が連なる千本鳥居。
それらは、神社が用意した設備ではなく、お稲荷さんに願いをかける人や、願いが叶った人が、一つ一つ奉納したものです。
神様側から見える面には、奉納した人のお名前が書きこまれていて、まるで絵馬のよう。
鳥居が、人の世界と神様の世界をつなぎ、神様に願いを届けてくれるそうです。
その鳥居で包まれた小道を歩くだけで、なんだか別の世界に入っていくような、空気の変わる感じがします。
千本鳥居の奥にある、小さなお社が、奥社奉拝所。
その奥の稲荷山山中には色んなお社があるのですが、稲荷山というだけあって坂道が多く、ここから先は「お山めぐり」と呼ばれるほど。
そのため、多くの人が奉拝所から祈りをささげ、山を下りていく、という場所です。
ここまでくると、お稲荷さんのお山のお宮すべてにお参りすると同じということですので、様々なパワーをいただくことができます。
奥社奉拝所の片隅に、一抱えほどの石が奉られていました。
願い事を胸に浮かべながらこの石を抱えた時、思っていたより軽ければ「願い事が叶う日が近い」、思っていたより重ければ「願い事が叶う日が遠い」と言われています。
これは実際に僕も経験済みなので本当にそうなのでは?と思っています。
ビジネスを始めた頃から、伏見稲荷を訪れる度に
『年商5000万円いきますように』と願い続け、何年も重いということがあったのですが、
ある年に訪れ、毎年と同じように『今年こそ絶対に年商5000万円・・・・』と渾身の力を振り絞って持ち上げたところ、まるで発泡スチロールで作られた石のように宙に舞うほど軽かったことがあります。
そして実際に言い伝えられている通り、長年の願いであった『年商5000万円』を達成できたという経験をしたことがあります。
強い願いなら、どんなに重くても、どんなに遠くても願いをかなえるという気持ちがそれだけ強くなります。
そんな気持ちで持ち上げてみると、思っていたより近く感じられるかもしれません。
稲荷山から下りる道、左側には裏参道があります。
稲荷駅から伸びる大きな表参道とは異なり、左右には多くの屋台、土産物屋が軒を連ね、非常ににぎわっています。
お参りを終えた後、お店を覗きながら帰るのも、また楽しいひと時。
他ではなかなか見かけない、スズメの丸焼きも、このあたりのお店でいただけます。
見どころが多い伏見神社ですが、僕が行ったのは万灯神事の夜。
7月下旬の夕暮れ時、伏見稲荷に多くの提灯がともされます。
参拝客が多いと言われる伏見稲荷大社の中でも、正月の次に大勢の人が訪れると言われている「宵宮祭」です。
稲荷大神を信じる人々が、大神に感謝をささげるために日本中から集う「本宮祭」の前の晩に行われています。
「宵宮祭」では「万灯神事」が行われ、神社に奉納された数多の提灯に灯が入れられ、それが風にそよぐ様は、いつの間にか神域に足を踏み入れていたとしても分からないくらいの幽玄さ。
奥社奉拝所までは、身動きが取れないほどの混雑ぶりとなりますが、そこから先は比較的空いているので、お参りするならそこから先がおススメです。
坂道が多くなりますが、四つ辻まででしたら道も歩きやすいですし、四つ辻からは京都市内の夜景を見下ろすことができます。
体力があれば、その先の峰回りも挑戦してみてください。
山頂まで、様々なお社が並び、それぞれの力を身に浴びることができます。
僕はこの祭りが大好きで、ここ数年欠かしたことはありませんし、海外からの友人にも一番薦めています。
最も美しいのが、日の暮れた19時ごろ~21時までという、非常に短い時間帯ですので、見そびれないでくださいね!
伏見稲荷大社には、宵宮祭り以外にも、多くのパワーをいただけるスポットがあります。
時間があれば、お山めぐりの一環として、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
・三徳社……衣・食・住という、生きていく上で必要な3つの徳を授けてくれるお社。3つ目の辻を越えてすぐのところにあります。
・熊鷹社(こだま池)…探し物をしている人にご利益のあるお社。池に向かって手を打てば、探し物がある方角から児玉が帰ってくる、と言われています。
・眼力社…眼に関わるお社。目がよくなるというだけではなく、先見の明に長けるようになると言われていて、経営に関わる人に特におすすめです。
・伏見神寶神社…天照大御神と十種の神宝(国内最古)をお祀りしている神社。竹林に包まれた最奥にあるお宮ではタケノコ(降臨神石)がお祀りされています。
こちら、一番シンプルなご朱印です。
宵宮にていただきました。
JR京都駅から
JR「稲荷駅」目の前。駅を降りると、目の前に参道が伸びています。
京阪で四条や大阪から
「伏見稲荷駅」から徒歩5分で裏参道に到着。
大阪城や四条などからアクセスするなら、京阪がおススメです。
伏見稲荷駅も、伏見稲荷をイメージしてあちこちに丹色やキツネが配されているので、一見の価値ありです!
車で
阪神高速道路上鳥羽出口から約10分。
表参道の南側に参拝者専用駐車場があります。
ただし、停められる台数はそれほど多くありません。
そちらが満車となった場合、及び駐車場が閉鎖される年始年末は、近くの有料駐車場を利用しましょう。
伏見稲荷大社の詳細情報
住所: 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
拝観時間:24時間
拝受時間:通常は8:30~16:00。三が日は24時間。
今回は僕がビジネスを始めた頃から毎年お世話になっているパワースポット伏見稲荷大社についてまとめてみました。
ビジネスは決して神頼みでうまくいくものではないかもしれませんが、
うまくいくための行動やわざわざここまで訪れてビジネスや金運を良くしたいと意識することで、想いが形になっていくと信じてこれからもパワースポット巡りは続けていきたいと思います。