こんばんは。たくみです。
先日、東京に出張に行きました。
東京に来るのは半年ぶり位だろうか・・・新幹線から見る東京の町並みが少し懐かしく感じます。
仕事自体は実質3日程度で終わるので、残りの時間はほぼフリーになっています。
以前から行ってみたかった「奥多摩」に「トレッキング」行くことにしました。
コロナ禍の最中はなるべくなら人混みはさけて楽しみたい。そんな訳で「街」ではなく「山」を選びました。
目次
ネットで色々調べてみると奥多摩には「御岳山」という割とメジャーな場所がありちょっとした観光地になっているそうです。
休日の観光地は混雑が予想されるので平日を利用して行くことにしました。
平日なら人出も少なくコロナ感染リスクも低減すると思ったからです。
御岳山は麓から山頂付近までケーブルカーで行くことができるので、ボクみたいな登山初級者にはうってつけの山です。
まずはケーブルカーで御岳山まで上がりそこから縦走して日の出山まで行き帰りの下山は五日市方面に降りるルートを選びました。
登山道の終点には「つるつる温泉」という温泉施設があるので、そこに行くのも楽しみです。
下山後の温泉と地ビールはまた格別だろう!今からとっても楽しみでワクワクしてきました。
クライアントの案件を順調に片付けたので、明日は楽しみにしていた御岳山へのトレッキングです。
今回は打ち上げ誘いもなくスンナリと帰ることができたので、これもコロナ禍のお陰かなと思いました。
宿泊先に戻り早めに就寝することができたのですが、明日のトレッキングのことを思うと気持ちが高ぶっているせいか早く目が覚めてしまいました。
まるで遠足前の小学生みたいだなあと一人で笑ってしまいました。
部屋のカーテンを開けると青い空が広がり一段と気持ちが高ぶってきました。
前日にチェックアウトを済ませたので、ゆっくりと宿を出て駅に向かいます。
テイクアウトのパン屋さんで朝昼食を買い、街中を歩いているとスーツ姿のビジネスマンとすれ違いました。
「そういえば今日は平日か、こんな日に遊びに行けるなんて最高だな」と思いました。
都心から御嶽駅までは下り方面になるので、通勤時間帯でも車内は比較的空いていました。都心の満員電車はコロナの感染が心配でしたが、このぐらいなら安心して乗ることができます。
青梅駅を過ぎる頃には窓の景色が「街」から「山」に変わっていました。
よく旅番組のレポーターが「自然がいっぱいです、ここも東京なのですね!」と言っているのがよくわかりました。
買ってきたサンドイッチを食べながら窓の景色を見ていると、まもなく御嶽駅とのアナウンスが流れてきたので急いで身支度をして到着を待ちました。
ホームに降りて改札方面に向って歩いて行くとそこには無人のSuicaがあり、「東京でも無人駅があるんだなあ」と改めて山に来たことを感じました。
御嶽駅からバスに乗ってケーブルカーが出発する滝本駅までやって来ました。
そこからケーブルカーで約6分の御岳山駅に着くと、目の前には広大な展望が広がっており、新宿の高層ビルや東京スカイツリーが肉眼でもはっきりと見ることができました。
まずは御嶽神社を目指して歩きます。
谷を見ながらの遊歩道は平らで傾斜もなく、体重90kgのボクでも気持ちよく歩くことができます。
仕事で頑張ったボクを歓迎しているかのように、時々聞こえる野鳥のさえずりが心を癒やしてくれます。
御嶽神社の鳥居から本殿まではかなりの階段を登ることになり、これがかなり疲れました。
階段の真ん中に手すりがあるので少しはラクですが、「まだ登るの~」って感じの階段が続きます。
山頂にある本殿はかなり広々としており、清楚な神社はいつ行っても気持ちが引き締まります。
お賽銭箱の前で手を合わせ、ここに来られたことへの感謝、今までの反省、そして少しばかりのお願いをして本堂を後にしました。
早めの昼食を取るために「長尾平」に向かいます。
ここはYouTubeで見て行ってみたかった場所の一つで、絶景を見ながらお昼ごはんが食べられるみたいです。
茶屋の分岐を左に曲がりヘリポートの脇を通り展望台へ向かうと正面に屋根付きの休憩所が見えてきました。
休憩所の更に一段下がった所が今回の絶景ランチポイントです。
そこには木製のベンチとテーブルが置かれており、目の前には東京都心や横浜の町並みが広がっています。
買ってきたサンドイッチと缶コーヒーをテーブルに広げ、グッドビューを見ながらのランチタイムです。
普通のパンとコーヒーがこんなに美味しいとは思ったことがありませんでした。
適度なトレッキングとこの絶景が最高のスパイスになっているのだなと思いました。
昼食後は地図を確認して日の出山に向かいます。
にぎやかな商店街風の中を抜け旅館が点在している場所を過ぎると、再び道は登山道に変わります。
針葉樹に覆われた登山道は所々から光が差込み、歩くボクの道先案内してくれているようです。
肌に感じる微風も体温が上がった体に心地よくまとわり、適度に体温を下げてくれます。
「気持ちがいいな、山に来てよかったな」思わず口に出してしまいました。
今回のブログはここまでです。
次回は日の出山の山頂と下山後のつるつる温泉の様子をお伝えします。
→「時間とお金に余裕があれば毎日が楽しく暮らせます」 奥多摩トレッキング後編