日本三大えびすの一つ・京都ゑびす神社で金運を招こう!

こんにちは。たくみです。

 

恵比寿神社の中でも特に歴史があるといわれる、京都ゑびす神社へ参拝してきました。

商売や海運の強力なパワースポット、としても有名な神社です。

 

目次

京都ゑびす神社は日本三大えびすの一つ

京都のゑびす神社は、そんなに広くはありませんが、とても歴史が古く、多くの人から信仰されています。

ゑびす神社といえば、福男が走る西宮神社(兵庫)や今宮戎神社(大阪)が有名ですが、それと並んで「日本三大えびすの一つ」と呼ばれています。

普段は、メインストリートから離れ、静かな中にたたずんでいますが、十日えびすの際は左右にびっしりと屋台が並びます。

一度、行ったことがあるのですが、通常歩いて10分ほどの道のりに30分ほどかかってしまったのを覚えています。

それを避けるためか、十日えびすの際は早朝から、笹を持った人をちらほらと見かけることがあります。

 

都七福神めぐりの筆頭

京都の習慣に、一月の「都七福神めぐり」があります。

京洛にある七福神を巡ってお祈りをするもので、なんと始まりは室町時代だとか。

京都ゑびす神社も、もちろんその筆頭として選ばれています。

そんなに昔から、パワースポットとして人々の信仰を集めていたのですね。

 

ゑびすさんの御利益

京都ゑびす神社の主祭神は、

・八代事代主大神(恵比寿様)

・大国主大神(大黒様)

・少名彦神

です。

恵比寿様は、有名な七福神の一神様ですね。

海の神、商売の神、託宣の神とされていて、特に商売を護ったり運を開いたりする後利益があるといわれています。

七福神の一柱ですが、恵比寿様だけが日本生まれの神様だそうです。

 

「年の初めのえべっさん、商売繁盛で笹もってこい♪」というのが、一月十日のお祭りの際にお囃子で流れますが。戎さんのお守りと言えば笹ですね。

これは、京都ゑびす神社のお札の形が広まったものだといわれています。ゑびす神社の影響力の大きさをうかがい知れます。

「まっすぐに伸びる」

「しなっても折れない」

「葉っぱが落ちずに茂る」

ことから、開運、商売繁盛のシンボルとなっているそうです。

 

京都ゑびす神社と建仁寺

京都ゑびす神社は、川端四条駅の南側。

地図を見てもらうとわかりやすいのですが、この場所には「建仁寺」という大きなお寺があり、京都ゑびす神社はその傍らにたたずんでいます。

栄西さんが建仁寺を建立する際、一番最初に、建仁寺の鎮守として建立したのがこのゑびす神社なのです。

栄西さんは、宋に渡って仏教を学び、帰国したのですが、海を渡る際に海の神恵比寿様のご加護のおかげで生還する事ができたので、恵比寿様を厚く信じていたそうです。

そのため、京都ゑびす神社は旅行の安全も護ってくれるといわれています。

 

京都ゑびす神社で必ず寄りたいパワースポット

二の鳥居にお賽銭を投げ入れよう

京都ゑびす神社の東面には、二つの鳥居がそびえています。

面白いのが、奥にある二の鳥居。

恵比寿様のお顔の下に福箕があって、そこにお賽銭を投げて、入ると願いが叶うという伝承があるのです。

運試しですね!

 

 

財布塚・名刺塚で金運アップ

針が折れたら針供養に送るように、使ってくたびれたお財布を、お礼の気持ちを込めて奉納する場所です。

金運アップを目指していると、どうしてもお金たちを疲れさせてしまいますし、それを収めているお財布にも負担をかけていることでしょう。

お金を稼ぐことにまい進するばかりではなく、そんなお財布たちに感謝をささげる、というのって、日本人らしくて好きですね。

古いものにこもったよどんだものを払しょくし、新たに金運のルートを整えるような気持ちがします。

こちらの建立には、パナソニックの故松本幸之助さん、ヨシボー株式会社の吉村孫三郎さんがかかわっておられるそうです。

周りの垣根にも、京都の名だたる大企業の名前が刻まれています。僕もあやかりたいですね!

こちらが本殿です。

 

お堂の中央外側に、大きな鏡が掲げられていました。

波に包まれているところが、海の神様らしいですね。

本殿の両脇には、きらびやかな絵姿が飾られていました。明治に奉納されたものだそうです。

そんなに古い物とは思えないくらい、鮮やかな色彩が残されていてすごいです。

 

お参りが済んだら、本殿の南、本殿に向かって左側に回ってみてください。

ここに、シャッターが下りた受付所のようなお詣り場所があります。

 

恵比寿様はご高齢なため、耳が遠く、鈴を鳴らしてお祈りするだけでは気が付いてもらえないかもしれないから、壁をそっと叩いて恵比寿様にお知らせをするための場所なのです。

これは、京都ゑびす神社だけの風習となっています。

 

そのそばには、馬神様もいました。

恵比寿様とかかわりがあるのか、どういうご利益があるのかなどは、説明がありませんでした……滋賀の馬神様のように、競馬にご利益があるといいんですが。

網に囲まれて静かにたたずんでいました。

馬がいるなら牛も……というわけではないのですが、摂社の小松天満宮には白い牛も鎮座していました。

 

そばにある白太夫社というのは、道真の家臣・白太夫を祀った社です。

彼は、道真が太宰府に左遷されたときに従い、道真が亡くなった後、長い間道真のお墓を護っていたそうです。

とても長生きをしたといわれているので、彼をお祀りした社は長寿のご利益があるそうです。

授与所はこちら。

七福神のご朱印台紙やお守り、ご朱印などが拝受できます。

 

小判のお守り、おすすめです。

 

気になったのが七福神みくじで、おみくじを開けると、中には小さな七福神の誰かが入っているんだそう。

これ、七体そろうととてもかわいくて……揃えたくなってしまいました(笑) (そういう趣旨のものではありません)

 

京都ゑびす神社の詳細情報

住所:京都府京都市東山区小松町125 恵美須神社

電話番号:075-525-0005

授与時間:9:00〜16:30

公式サイト:http://www.kyoto-ebisu.jp/

 

 

takumi